ZIPAIRの評判が気になる
ZIPAIRの機内食や実態はどうなってるの?
最近、東南アジアやアメリカ便の飛行機の価格を調べると、安いZIPAIRが目につくようになってきました。
価格の安さが魅力的で、筆者もZIPAIRに実際に搭乗してみました。
そこで感じたZIPAIRの実態や評判について今回は解説していきます。
ZIPAIRに乗ろうか迷っている方やすでにチケットを取った方は最後まで読み込んでくださいね。
本記事の著者
- 17歳から個人で海外旅行
- 世界24ヵ国に訪問
- 実際にアメリカ往復でZIPAIRを利用
目次
ZIPAIRとは?特徴
親会社 | JAL(日本航空) |
拠点 | 東京・成田 |
種類 | LCC(格安航空会社) |
就航都市 | 7カ国10都市 |
設立 | 2018年7月31日 |
特徴 | サービスは必要な分だけ支払う |
公式サイト | https://www.zipair.net/ja |
ZIPAIRはJAL(日本航空)の完全子会社で、格安航空会社の1つ。
機内食や機内預かり手荷物、座席指定などのサービスを受けるには別途料金がかかりますが、その分安い値段でチケットの購入が可能なのが特徴です。
日本の航空会社なので、日本在住者にとって便利な時間帯に飛行機が飛んでいるのも特徴です。
ZIPAIRの就航都市
- 東京-成田国際空港
- ソウル-仁川国際空港
- マニラ-ニノイ・アキノ国際空港
- バンコク-スワンナプーム国際空港
- シンガポール・チャンギ国際空港
- ホノルル-ダニエル.K.イノウエ国際空港
- バンクーバー国際空港
- サンフランシスコ国際空港
- サンノゼ国際空港
- ロサンゼルス国際空港
ZIPAIRはアメリカの西海岸や東南アジアに多く就航しています。
今後も就航都市は増えていく予定なので期待ができそうですね。
ZIPAIRの評判は?ZIPAIRを選んだ理由
一番の理由は単純に価格が安かったからです。
ぼくが搭乗したのは、ゴールデンウィーク中の東京とアメリカの往復便。
- 2024年4月26日 成田〜サンフランシスコ
- 2024年5月5日 ロサンゼルス〜成田
値段は13万円ほどでした。
ゴールデンウィーク中+物価高の中でもZIPAIRは割と安いと感じたのでZIPAIRに決めました。
ZIPAIRの評判はやばい?実際乗って感じたこと
結論、ZIPAIRはかなり満足度が高かったです。
ぼく自身、LCCにはたくさん搭乗してきましたが、座席がいかにも安そうだったり、座席が窮屈すぎたりと快適とはほど遠い飛行機がほとんどです。
しかし、ZIPAIRは座席の間隔が広くて快適、さらに遅延も全くなく時間通りに運行していました。
日本〜アメリカの長距離便でもそこまで疲れることなく快適に機内で過ごせましたよ。
ZIPAIRの評判は?機内食について
ZIPAIRの機内食のラインナップはこちらから確認できます。
機内食は有料でやや高めですが、ぼくはロサンゼルス〜成田便にて画像のハヤシライスを注文しました。
水もセットでついてきて価格は1,700円。アメリカの物価を考えると安くておしいかったです。
ZIPAIRのメリット
ZIPAIRのメリットは主に以下の5つ。
- 価格が安い
- 座席が広い
- 機内食がおいしい
- 時間に正確
- 日本人CAが乗っているので安心
それぞれ解説していきます。
ZIPAIRのメリット①:価格が安い
まずはなんといっても値段が安いこと。
フルキャリアの航空会社と比べて数万円も値段が違うことがほとんどです。
さらに、ZIPAIRは機内食や座席指定、機内預け手荷物など自分に合わせてオプションを追加できます。
ぼく自身、機内預け手荷物はいつもないですし、機内食も空港で買えばいいと思っている派。
サービスをオプションで選べることで、利用しない人は安くなる点も魅力的ですよね。
ZIPAIRのメリット②:座席が広い
LCCといえば座席が狭いのが特徴ですが、ZIPAIRはLCCにも関わらず座席が広いです。
前の座席に余裕があるため、膝が前のシートに当たることはありません。
また、ZIPAIRは3-3-3列の配置となっており、横幅もフルキャリアの飛行機と同じ広さです。
さらに追加料金を払えば180度座席が倒れるフルフラットシートに変更することもできます。
ZIPAIRのメリット③:機内食がおいしい
ZIPAIRは機内食も普通に美味しかったです。
料金はやや高めなのであまり頼まないのですが、アメリカの物価に比べると安く感じたので帰国便で注文してみました。
機内食は種類も豊富で事前に予約すれば確実に食べることができます。
当日注文もできますが、品切れになる場合も多いので事前予約がオススメです。
ZIPAIRのメリット④:時間に正確
ZIPAIRは日系ということもあり、時間に正確に運行していることもメリットです。
LCCや中国系の安い航空会社は平気で何時間も遅延することがありますが(ぼくも何度も予定が狂いました)、ZIPAIRはその点安心。
時間通りに行動したい方にとってZIPAIRはかなり助かります。
ZIPAIRのメリット⑤:日本人CAが乗っているので安心
ZIPAIRは日本人のCAさんが搭乗してくれています。
別の国の航空会社だと英語しか通じない場合がほとんどなので、機内で困った時にコミュニケーションを取るのが大変ですよね。
その点、ZIPAIRは日本語が通じて安心ですし、接客態度も素晴らしかったです。
ZIPAIRのデメリット
一方でZIPAIRのデメリットについてもみていきます。デメリットは主に以下の3つ。
- モニターがない
- 機内食が有料
- マイルが貯まらない
ZIPAIRのデメリット①:モニターがない
ZIPAIRの機内にはモニターがありません。
そのため、長距離便ではやることがないのがデメリットです。
ただ、ZIPAIRには機内Wi-Fiがあります。
YouTube見たり、ウェブ検索をするには電波が弱かったですが、ZIPAIRが提供している映画は快適に観ることができましたよ。
モニターがなくてもスマホやタブレットで映画や動画を観られるので問題ないです。
ZIPAIRのデメリット②:機内食が有料
ZIPAIRは機内食が有料。そして当然ですが、地上で食べるよりも値段は高くなるのがデメリット。
しかし、本来フルキャリアの飛行機なら当たり前に機内食の値段が上乗せされています。
機内食を食べるか食べないかのオプションを選択できるのはありがたいと言えるでしょう。
どうしてもお腹が空きそうなときは、機内に食事や飲み物を持ち込んでも問題ありませんよ。(日本の空港内は値段が安いので、水などを保安検査後に購入するのがおすすめです)
ZIPAIRのデメリット③:マイルが貯まらない
ZIPAIRにはZIPAIRポイントというものがあります。
ただ、ZIPAIRポイントは、ZIPAIR Point Clubへの入会やアプリのダウンロード、JALマイルからの交換によって貯められるもので、航空会社のマイルのようにフライト距離に応じて貯まるものではありません。
他のLCCに乗っても基本マイルは貯まらないので仕方ないといえるでしょう。
ちなみに、ZIPAIRポイントは貯まったポイントで航空券や機内販売などを購入できますよ。
ZIPAIR:搭乗するなら持っておくとよいもの
以下の4つを用意しておくとよいです。
- 上着
- 海外SIMまたはahamo
- タブレット
- エポスカード
ZIPAIR:持っておくとよいもの1. 上着
ZIPAIRに限らず飛行機の中は空調が効いており、肌寒く感じることも多いです。
そんなときにも体温調整ができる上着をもっておくと便利。
常夏の国に行く場合でも、羽織るものはカバンにいれておきましょう。
ZIPAIR:持っておくとよいもの2. 海外用SIMまたはahamo
海外でも困ったときや調べ物をしたいとき、SNSに投稿したり、友達に連絡を取るときなどネットの利用は必須ですよね。
そこで、海外用SIMカードは購入しておきましょう。
現地で購入することもできますが、利用できる期間が1ヵ月単位のオーバースペックのものや値段が高いものも多いです。
そこで、事前にAmazonなどで購入しておきましょう。
また、今だとわざわざSIMカードを交換する必要のない「eSIM」を利用してみるのもよいでしょう。
ちなみにahamoはめっちゃ快適です!
ぼくは、ドコモの格安プランである「ahamo」を利用しているので、追加料金なしでそのまま海外でもインターネットを利用できます。(海外用SIMの購入は不要)
最近ahamoに乗り換えてみましたが、ドコモ回線で通信速度は安定していますし、料金も安い、さらに海外でもそのまま使えてかなり便利。
正直たまにでも海外に行く人ならahamoを検討してみるといいです。
海外でネットなしは相当不安になりますよね。念のため海外用SIMを持っていくかahamoに乗り換えてみるとよいでしょう。
ZIPAIR:持っておくとよいもの3. タブレット
ZIPAIRの座席にはモニターがついていません。
飛行機でもすぐ寝れる人は問題ないかもしれませんが、暇つぶしにタブレットを持っていくとよいです。
ぼくは飛行機に乗る際には、Amazonの「Fireタブレット」を持っていき、機内で映画や読書を楽しみます。
ZIPAIRの機内Wi-Fiにつなげば事前にダウンロードしていなくても大きな画面で映画を楽しむことができますよ!
「Fireタブレット」は値段も安いので、この機会に購入してみるのもいいでしょう。
ZIPAIR:持っておくとよいもの4. エポスカード
持っておくとよいもの4つ目は「エポスカード」です。
なぜエポスカードなのかというと、無料のクレジットカードにも関わらず海外保険が充実しているから。
海外では日本の健康保険が適応されないので、万が一のときに高額なお金を請求されることがあります。
アメリカの医療費の例
種類 | 料金 |
---|---|
一般の初診料 | 約150~300米ドル(24,000~48,000円) |
専門医の初診料 | 約200~500米ドル(32,000~80,000円) |
入院室料 | 約2,000~3,000米ドル/日(320,000~480,000円/日) |
虫垂炎入院・手術(1日入院) | 約1万米ドル以上(1,600,000円以上) |
歯科治療 | 約1,000米ドル/本(160,000円/本) |
※1ドル=160円で計算
もしものときにこんな大金払えませんよね。せっかくの楽しい海外旅行が最悪なものとなってしまいます。
しかし、「エポスカード」をもっていれば、日本を出国する空港までの交通費をエポスカードで支払う(交通系ICカードへのチャージ&利用でもOK)だけで海外旅行保険が無料で付いてきます。
エポスカードは無料で発行できるのにも関わらず、最高3,000万円まで補償してくれるのでまだ持っていない方は作っておくとべきです。
ちなみに下のリンクからエポスカードを発行すると、2,000円が特典でもらえてさらにお得ですよ。
≫エポスカードの申し込みはコチラ
(ここからの入会で2,000円ゲット!)
※ただし、公式サイトにも「特典内容が予告なく変更になる場合がございます。」と載っているように特典の減額やキャンペーン自体がなくなってしまう恐れもあるので早めに申し込むのがよいです。
ZIPAIR:他の人の評判・口コミ
ZIPAIRのフルフラット座席はかなり快適だった。LCCなのでモニタも水も無いけれど知ってれば問題なしですね
— いさみ (@isami694) May 7, 2024
(普通席が高騰していて、ほぼ値段変わらなかったのでこちらに) pic.twitter.com/qlE8RuzQAX
これあまり知られてないんですが、JAL系列のZipairならハワイまで、まさかの直行便で2.9万円(金曜発)でいけちゃいます✈️ pic.twitter.com/K0xlZGQfp7
— いわとぅーん|職業「旅人」作る人✈️ (@iwa__toooon) May 17, 2024
3年ぶりに日本へ一時帰国
— DMC @DDPS (@DMC_DDPS) May 22, 2024
ZIPAirのコスパ非常に良き pic.twitter.com/rXcfFaS5Jx
搭乗。しかし、機内Wi-Fi無料だし、座席は狭くはないし(広いとは言ってない)で、これであの価格を打ち出せるZIPAIRすごいよなぁ。 pic.twitter.com/GciBMUr2VU
— Junya ISHINO/石野純也 (@june_ya) May 12, 2024
初のzipair✈️
— Monchiro 🦦✨🇯🇵 (@Lworld_FB) May 10, 2024
各座席に電源あって、機内wifiあるの最高😆
ポケットもメイン大小あるし、通常のテーブル以外にドリンクとタブレットのホルダーがあるのは優秀過ぎる。足組んでもぶつからない高さ🥺
バンコク行きの本数増やしてください🙏 pic.twitter.com/3mPzbzj2uw
まとめ:ZIPAIRの評判はやばくない!機内食や実態についても解説しました!
いかがでしたでしょうか。
今回は、ZIPAIRの評判や機内食、実際に利用して感じたことや実態について詳しく解説してきました。
いろいろなLCCや格安航空を利用しているぼくですが、ZAPAIRはかなり快適に移動ができてコスパが高いと感じました。
もし、ZIPAIRを使おうか迷っているならぜひ一度利用してみてください。
利用する際には以下のものを持っていくといいでしょう。
以上です。