ニューヨークに旅行するならメトロカードが必要?
ニューヨークで公共交通機関を利用する予定だが、利用方法がよくわからない…
これらの悩みに答えます。
ニューヨークで地下鉄やバスなどの公共交通機関を利用するなら、従来はメトロカードが必要といわれてきました。
ただ、現在ではメトロカードよりももっと便利に使えるカードがあるので、今回はそれについて解説していきます。
本記事の著者
- 17歳から個人で海外旅行
- 世界24ヵ国に訪問
- 会社員ながら毎年2,3ヵ国に旅行
ニューヨークで地下鉄やバスなどの移動を便利にしたい方は、最後まで読み込んでくださいね。
目次
ニューヨーク地下鉄・バスで使える「メトロカード」とは?
まずニューヨークで使われているメトロカードとは、日本の「Suica」や「ICOCA」のような交通系ICカードのことです。
メトロカードは1992年から使われていますが、現在でも多くの人がこのカードを利用しています。
ニューヨーク地下鉄・バスで使えるメトロカードのメリット
メトロカードのメリットは以下の5つです。
- 乗り換えが無料でできる
- 現金がいらない
- 現金で買うより安い
- 乗り放題も利用できる
- バスや他の交通機関にも乗れる
それぞれ解説していきます。
メトロカードのメリット①:乗り換えが無料でできる
メトロカードを持っていると、地下鉄からバス(逆も可)への乗り換えが2時間以内なら無料でできます。
普通にメトロカードで改札を出て、そのままバス乗車時にタッチすれば自動で乗り換えが適応されます。
現金で乗車する場合、乗り換えでも2回分のチケットを買わないといけないのでメトロカードを持っているだけでお得です
メトロカードのメリット②:現金がいらない
メトロカードを持っていると当然ながら毎回現金で支払う必要はないです。
特にニューヨークのバスは車内に両替機はなくおつりが出ないので、現金での乗車はやっかいです。
また、メトロカードのチャージもクレジットカードで支払えるため、現金はやっぱり必要なくて便利。
メトロカードのメリット③:現金で買うより安い
メトロカードを利用した場合、ニューヨークの地下鉄やバスはどこまで乗っても一律で2.90ドル(約450円)です。
しかし、現金で1回乗車券を買う場合、料金は一律で3.25ドルとメトロカードのよりも0.35ドル高いです。
さらに、乗り換えが無料でできることを考えると、短期間の旅行であってもメトロカードは利用した方がいいといえるでしょう。
メトロカードのメリット④:乗り放題も利用できる
メトロカードには、乗り放題が利用できる「Unlimited Metro Card」もあります。
料金は以下の通り。
- 7日間乗り放題:34ドル
- 30日間乗り放題:132ドル
7日間乗り放題は12回、30日間乗り放題は46回乗ればそれぞれ元が取れます。
長期滞在する予定の方はこちらの利用も考えてみるといいでしょう。
メトロカードのメリット⑤:バスや他の交通機関にも乗れる
メトロカードは地下鉄の他にもバスはもちろんのこと、マンハッタン島からルーズベルト島への「トラムウェイ」やJFK空港の「エアトレイン(AirTrain)」にも利用することができますよ。
ニューヨーク地下鉄・バスで使えるメトロカードのデメリット
一方でメトロカードのデメリットは以下の5つです。
- 1ドルの発行手数料がかかる
- カード購入やチャージが手間
- 帰国時に残高が余っても返金されない
- 紛失したら残高は返ってこない
- 2024年末までに廃止予定
メトロカードは現金乗車よりはよっぽど便利ですが、毎回券売機でチャージするのに手間がかかったり(券売機付近には物乞いも多いです)、紛失や残高が残りすぎるリスクもあります。
そこで、ぼくはメトロカードよりもクレジットカードによるコンタクトレス決済をオススメしています。
クレジットカードのコンタクトレス決済とは?
クレジットカードのコンタクトレス決済とは、「MasterCardタッチ」や「VISAタッチ」機能を利用してクレジットカードをタッチするだけで決済すること。
ニューヨークでは、OMNY(One Metro New York)というシステムにカードをかざすだけで地下鉄やバスに乗車できるので、メトロカードは不要といえます。
さらに、メトロカードのデメリットをカバーできるので、これからニューヨークに行く方はクレジットカードのコンタクトレス決済を利用するといいでしょう。
クレジットカード:コンタクトレス決済のメリット
クレジットカードのコンタクトレス決済のメリットは以下の5つです。
- カードの購入やチャージの必要がない
- メトロカード同様に安くなる
- 乗り放題が自動適応
- 紛失しても問題なし
- 日本でつくれる
簡単に見ていきます。
コンタクトレス決済のメリット①:カードの購入やチャージの必要がない
コンタクトレス決済対応のクレジットカードを持っていれば、そのまま地下鉄やバスに乗車できるのでカードの購入やチャージの手間はなくなります。
カードを発行しないのでもちろんカード発行手数料はかからないですし、使った分だけ後で請求されるのでチャージしすぎる心配もありません。
コンタクトレス決済のメリット②:メトロカード同様に安くなる
コンタクトレス決済では、メトロカードと同様に乗車料金は一律で2.90ドル。
また、2時間以内の乗り換えも無料。現金で乗車するよりも安くなります。
コンタクトレス決済のメリット③:乗り放題が自動適応
メトロカードでは、乗り放題が利用できる「Unlimited Metro Card」を別途購入しなければなりませんでした。
しかし、コンタクトレス決済では乗り放題が自動適応されます。
たとえば、コンタクトレス決済で7日以内に34ドル以上利用したとしても、34ドル以上は乗車料金が請求されません。
予定が変更になり、地下鉄やバスに頻繁に乗ることになっても上限が決められているので安心ですよね。
コンタクトレス決済のメリット④:紛失しても問題なし
メトロカードは紛失してしまうとチャージしていた残高が返ってきませんが、クレジットカードはカード会社に連絡すれば利用を停止することができます。
万が一、紛失したことに気付くのが遅れ、不正に利用されたとしても全額補償されますよ。
スリの多いニューヨークでも安心です。
コンタクトレス決済のメリット⑤:日本でつくれる
コンタクトレス決済対応のクレジットカードは日本にいるうちに発行できます。
言葉の通じない現地でメトロカードを発行するより、日本で作る方が確実ですし、スムーズに旅行をスタートできます。
(ぼく自身、海外では乗車券の買い方が分からず、1時間くらい手間取ってしまうこともよくあります)
一方、コンタクトレスカードのデメリットはあまり思いつきませんが、強いて言えば未成年者はカードを作れないということでしょうか。
未成年者はクレジットカードを作れないので、メトロカードを利用するか、コンタクトレス決済対応のデビットカードの作成が必要となります。
次章ではコンタクトレス決済対応のおすすめクレジットカードについて解説します。
おすすめのクレジット(コンタクトレス)カード
コンタクトレス決済ができるクレジットカードは、ずばり「エポスカード」がオススメです。
ぼくもニューヨークにいるときはエポスカードをずっと使っていました。
おすすめな理由は、「VISAタッチ」としてコンタクトレス決済が使えるだけでなく、海外旅行保険も付いてくる※から。
特に医療費の高いアメリカでは必須と言えます。
※航空券や空港までの交通費(SuicaのチャージもOK)、現地での交通費をエポスカードで支払った場合(コンタクトレス決済OK)
アメリカの医療費の例
種類 | 料金 |
---|---|
一般の初診料 | 約150~300米ドル(24,000~48,000円) |
専門医の初診料 | 約200~500米ドル(32,000~80,000円) |
入院室料 | 約2,000~3,000米ドル/日(320,000~480,000円/日) |
虫垂炎入院・手術(1日入院) | 約1万米ドル以上(1,600,000円以上) |
歯科治療 | 約1,000米ドル/本(160,000円/本) |
※1ドル=160円で計算
一方で、エポスカード付帯の補償金額は以下のようになっています。
エポスカードの補償内容
保険の種類 | 補償金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
コンタクトレス決済が便利なのはもちろん、万が一のことが起こって旅行だけでなく人生も台無しにしないために、エポスカードは持っておきましょう。
ちなみに下記のリンクからエポスカードを発行すれば2,000円がもらえてお得です。
≫エポスカードの申し込みはコチラ
(ここからの入会で2,000円ゲット!)
※ただし、公式サイトにも「特典内容が予告なく変更になる場合がございます。」と載っているように特典の減額やキャンペーン自体がなくなってしまう恐れもあるので早めに申し込むのがよいです。
※店頭受け取りにすれば、旅行日が迫っていても即日発行できますよ。
またエポスカードのレビューもしているので合わせて読んでみると◎。
≫エポスカードのメリットやデメリット【無料とは思えない】実際使った感想あり!
クレジット(コンタクトレス)カードでの乗車方法
ニューヨークの地下鉄
下の画像のように、「OMNY」と書かれた機械にカードをタッチして改札内に入ります。
日本とは違い、改札から出るときはタッチ不要です。
ニューヨークのバス
前方のドアから乗車し、ドライバーの横にある読み取り機にカードをタッチ。
降りるときにタッチする必要はありません。乗車時の一回のみです。
地下鉄からの乗り換えの場合も普通にタッチしてOKです。2時間以内の乗り換えなら料金は引かれません。
まとめ:ニューヨークはメトロカードではなくクレジット(コンタクトレス)カードを使おう!
ニューヨークの地下鉄やバスでは長らくメトロカードが使われてきましたが、現在はクレジットカードのコンタクト決済が圧倒的に便利です。
コンタクトレス決済のメリットは以下の5つでした。
- 1ドルの発行手数料がかかる
- カード購入やチャージが手間
- 帰国時に残高が余っても返金されない
- 紛失したら残高は返ってこない
- 2024年末までに廃止予定
コンタクトレス決済対応のクレジットカードとして個人的に1番オススメなのは「エポスカード」。
海外旅行中の病気やケガなども補償してもらえるので、海外に行くなら必須のカードです。
エポスカードを「ピッ」とするだけで、ニューヨークの地下鉄やバスにカンタンに乗車できます。
「まだエポスカードを持っていなかった」という方はさっそく申し込んでおきましょう。年会費は完全無料なので安心です。
旅行まで日程に余裕があっても郵送は届くまで時間のかかる場合もあるので、いますぐ申し込んでおくとよいです。
※店頭受け取りにすれば、良好日が迫っていても即日発行できますよ。
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