
ネパールではどのくらいクレジットカードが利用できる?
クレジットカードが使える場所・使えない場所を事前に知っておきたい。
これらの悩みに答えます。
旅行先の国でどのくらいクレジットカードが使えるのかを事前に知っておくことは、現地で両替しすぎたりATMでお金を引き出しすぎたりするのを防げるので大切ですよね。
そこで本記事では、実際にネパールに行ってきた筆者が、「ネパールでクレジットカードはどれくらい使えるのか」を詳しく解説していきます。
※一度ネパールの通貨に両替してしまうと日本円に戻すのは難しいです。
また、戻すにしても多くの手数料が取られるので両替の際は一度にたくさんしないように気を付けましょう。
本記事の信頼性

- 17歳から個人で海外旅行
- 世界27ヵ国に訪問
- 2025年5月にネパール訪問
目次
ネパールでのお支払いや物価に関する基本情報

ネパールの通貨 | ネパールルピー(Rs.) |
通貨価値 | 1ネパールルピー=約1.06円 |
紙幣の種類 | 11種類(1、2、5、10、20、25、50、100、250、500、1,000) |
硬貨の種類 | 1、2、5のルピー硬貨と5、10、25、50のパイサ硬貨 |
※硬貨はほとんど流通していません。
ネパールの物価
水 | 15~30円 |
ご飯1食 | 300~600円 |
乗合バス | 15円~30円 |
タクシー(空港からタメル地区) | 800円~1,000円 |
庶民的な宿(一泊) | 800~3,000円 |
ネパールの物価はかなり安く、リーズナブルに過ごせるので魅力的です。
ただ、ヒマラヤトレッキングや外国人向けのツアーはそれなりに高いので注意が必要です。
ネパールでクレジットカードはどれくらい使える?

結論からいうと、ネパールでクレジットカードはほとんど利用できません。。
飲食店やホテル、土産物店の一部でクレジットカードの利用ができますが、追加で4%の手数料を払わされるのが一般的なので利用はオススメしません。
ネパールでは必ず現金が必要です!
ネパールではクレジットカードのキャッシングで現金を用意するのがおすすめ
ネパールルピーを手に入れる方法は主に以下の3つがありますが、現地のATMでキャッシングするのが最もおすすめです。
- 現地のATMでキャッシングする
- 現地で両替する
- 日本で両替する
なぜなら、日本で両替するのは為替レートが悪すぎるのと、ネパールルピーをそもそも取り扱っていないところが多いから。
また、現地で両替するのもキャッシングよりもレートは悪く、日本円をたくさん持っていかなければならないのもデメリットです。
ネパール:キャッシングは両替よりもどれくらいお得?
実際にキャッシングと店舗での両替をどちらも行ったので、キャッシングがどれくらいお得だったかみていきます。
キャッシング

25,000ネパール・ルピーを引き出して、かかったのは25,695+220=25,915円
帰国後すぐに返済すれば利息はかかりません。
※返済を忘れても翌月に引き落とされるので数百円の利息がかかるだけです。
店舗での両替

一方、店舗での両替は10円=9.10ネパール・ルピーとなっているので、25,000ネパール・ルピーを受け取るには27,472円が必要となります。
よって、キャッシングの方が約1,500円もお得になりました!
もちろん、30,000ネパール・ルピーを引き出すなら約3,000円お得になるといったように、金額が増えるにつれ差が大きくなっていきます。
まとめると、お得にネパール・ルピーを手に入れるためにクレジットカードのキャッシングを利用しましょう。その意味でクレジットカードは必須だといえます。
ネパール旅行にオススメなクレジットカード
ずばりオススメなクレジットカードは私も利用している「エポスカード」です。

ブランド種類 | VISA |
還元率 | 0.5~1% |
年会費 | 永年無料 |
補償・保険 | 海外旅行傷害保険(自動付帯) |
特徴 | 海外で病院に行っても最大270万円まで補償 |
公式サイト | https://www.eposcard.co.jp/index.html |
エポスカードがオススメな点は、海外旅行時に保険が自動的に加入されること※です。もちろんネパールでキャッシングも利用できます。
※2023年10月から利用付帯に変更されましたが、Suicaにエポスカードからチャージして日本の空港に向かうだけでも保険が適応されます。
海外では、もしケガや病気になって病院を利用した際に高額な請求がされます。
なぜなら、日本の健康保険が使用できないから。
国 | 事故内容 | 下りた保険金 |
---|---|---|
アメリカ | 嘔吐後に倒れ意識不明となり救急車で搬送。くも膜下出血と診断され25日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。 | 4,661万円 |
アメリカ | 腹痛と下痢のため受診。腹部痛と診断される。 | 1,081万円 |
オーストラリア | 呼吸が苦しく咳の症状で受診。肺気胸と診断され18日間入院・手術。 | 650万円 |
ネパール | 登山中に頭痛・眩暈・下痢・嘔吐→ヘリコプター搬送→急性高山病・急性胃腸炎で2日間入院 | 312万円 |
ネパール | トレッキング中に頭痛・疲労・呼吸困難→ヘリコプター搬送→高山病・高地肺水腫と診断 | 403万円 |
表を見てもわかるようにとんでもなく高額。さらにすべてが自己負担です。
そのため、海外旅行に行く際は海外旅行保険に入る必要がありますが、海外旅行保険に入るのもそれなりにお金がかかってしまいます。。
そこで、エポスカードを持っていれば、無料で保険に入れるのでわざわざお金を払って海外旅行保険に申し込む必要がなくなります。
エポスカードの補償内容
保険の種類 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
エポスカードは無料で申し込めるので、持っておいて確実に損はないです。
\海外旅行保険が充実/
発行手数料・年会費無料
※ここから発行で2,000円GET!
※店頭受け取りにすれば、旅行日が迫っていても即日発行できます。
下の記事では、エポスカードのレビューをしているので合わせて読んでみると◎。
クレジットカードにあまり詳しくない方は、とりあえず海外旅行保険が付いてくるエポスカードを作っておきましょう。
参考記事:もっと詳しくクレジットカードを知りたい方へ
ネパールでクレジットカードのキャッシングを利用する方法

まずはATMにカードを挿して、暗証番号を入力。
そのあと「withdraw(引き出し)」,「credit」を選択。
あとは引き出したい金額を入力すればOK。
※ATMの利用はいつも必死なので写真を取り忘れました。すみません。
ネパールのATMを利用すると、「650NPRほどの手数料が発生しますがよろしいですか?」という表示が最後にされます。
ですがこれはデビットカードの場合請求される金額で、クレジットカードの場合は請求されないのでそのまま進んで大丈夫です。

実際にエポスカードの明細を確認しても、やはり650NPRの請求はありませんでした。
ネパールでは日本のクレジットカードでキャッシングできないATMがいくつかあるので要注意
私の場合、空港内のATMがほとんど利用できませんでした。。
ネパールのクレジットカード事情に関する口コミ
怪しい両替商を抜けて、ATMの看板へ。海外キャッシングを設定したクレジットカードを持っていれば、それがベストレートです。とはいえ、右の機械は謎の故障、使えるはずなのに使えないカードもありました。ネパールルピーと日本円はほぼ等価なので換算しやすいですね。 pic.twitter.com/N4eAj9svhm
— 高橋卓也 (@takataku777) August 28, 2019
ネパール🇳🇵にはアライバルビザで入国。自分の方法としては、下のサイトで登録し、Submission IDをゲットする。到着後1枚目の場所で30米ドルを払い、ネパール語で書いてあるバウチャーを貰う。ちなみにクレジットカード使えない。日本円でも払える(約4800円)がお釣りはネパールルピーで返ってくる。 pic.twitter.com/aGBCZuS6aS
— Soma🌏弾丸旅社会人1年目 (@sterndeSoma_sss) January 28, 2024
🇳🇵ネパール🇳🇵到着🛬
— Itoken@転職活動中 (@Itoken1000) December 28, 2024
クレカなどのキャッシュレスは一応あるが、現金主義の国なのでキャッシング必要
そういう点からネパール🇳🇵に無く日本🇯🇵にある要素を活かしてミニアプリ作成のヒントにしたい#RUNTEQ #ランテック #ネパール pic.twitter.com/lO3ymUEE8L
そういえばネパールのATMのキャッシング、どの銀行も500-700rsの手数料がかかるって表示には出てくるけど結局どれもかからなかった。
— 楽しく生きたい (@rikki_169) April 15, 2024
クレジットカードはあんまり使えないし、使えるところでも大体どこも手数料がかかるようだったから、ホテル代とかも含めて全部現金払いするつもりで行くのがよさそう
ネパールのクレジットカード事情:まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、実際に2025年にネパールいったぼくが、ネパールのクレジットカード事情について解説しました。
結論、ネパールではほとんどの場所でクレジットカードが利用できず、現金は必須です。
ただ、現金を下ろすためにクレジットカードのキャッシングを利用するのがお得で、クレジットカードは必ず持っていきましょう。
キャッシングを利用せずに現地での両替はレートが悪い上に、多額の現金を持ち歩かなければならないため危険です。
クレジットカードは、年会費無料で海外旅行保険もついてくる「エポスカード」を作っておくとよいです。
私もエポスカードを使って現地でキャッシングしていましたが、問題なく利用できましたよ。
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