
ポカラのトレッキングルートを知りたい。
限られた日数でトレッキングができるルートを教えてほしい。
これらの悩みに答えます。
ポカラはネパール第二の都市であり、ヒマラヤ山脈を間近に望めるリゾート地として、日本人観光客にも人気です。
そんなポカラに行く方の中には、「せっかくならヒマラヤをトレッキングしたい」と考える方も多いでしょう。
しかし、ネットで調べてみてもどのようなルートでトレッキングすればいいのか、いまいちよくわからないですよね。
私自身、事前にネットで調べてトレッキングルートを決めようと思っていましたが、ネットの情報では決められず、結局無計画のままポカラに着いてしまいました。。
「もっと事前に知っておけばトレッキングのための日数も確保できたのに..」と今でもやや後悔しています。
そこで、実際にポカラから個人でトレッキングしてきた筆者が、日数別のトレッキングルートを解説していきます。
現地のホテルや旅行会社で聞き込みした情報ももとにしているので、参考になると思います。
ポカラでトレッキングを楽しみたい方はぜひ最後まで読み込んでみてくださいね。
目次
【保存版】ポカラのトレッキングルートを日数別に紹介!日帰り〜9日以上まで
日数別のトレッキングルートは以下のようになっています。
- 日帰り:カーレ~オーストラリアンキャンプ~ダンプス
- 2日間:バンターティ~プーンヒル
- 3日間:ナヤプル~プーンヒル
- 4日間:ウレリ~ガンドルク・プーンヒル~ナヤプル
- 5日間:シムルン~アンナプルナベースキャンプ
- 7日間:ビレタンティ~アンナプルナベースキャンプ
- 9日~:アンナプルナサ-キット
それぞれ解説していきます。
日帰りトレッキング
ルート:カーレ~オーストラリアンキャンプ~ダンプス

滞在日数が短い方や泊りでのトレッキングに抵抗がある方向けのルートです。
登山許可証(約3,500円)の取得が必要ないので、気軽にトレッキングできるのも特徴です。
カーレやダンプスまでは下記の場所からバスが出ているので、個人で行くことも可能です。
ただ、バスは本数がかなり少ないので、計画するのが困難です。帰りのバスがもうないという事態もありますので、心配な方はツアーに参加することをおすすめします。
ツアーはお手頃価格で参加できるKlockを利用するのがよいでしょう。
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2日間のトレッキング
ルート:バンターティ~プーンヒル

こちらは私が今回利用したルートです。
出発地点のバンターティまで未舗装の悪路をジープで登り、1日目はゴレパニまでトレッキングして宿泊。翌日の早朝にプーンヒルまでアタックして朝日を拝むルートです。
ゴレパニには宿がたくさんあるので、特に予約しなくても余裕で宿泊できます。
トレッキングに2日しか日数を割けなかったため、仕方なくこのルートにしましたが、私的には物足りなかったのでもう少し日数を伸ばせばよかったと思っています。
個人でもポカラからバスでナヤプルまで行け、そこから乗合のジープに乗ってバンターティまで行くことが可能です。
ただ、バスは早朝にしか出ていないらしいので気を付けましょう。私も結局バスに乗れず、ポカラ市内からジープをチャーターするはめになりました。
慣れていない方は無難にツアーに参加することをおすすめします。
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3日間のトレッキング
ルート:ナヤプル~プーンヒル

こちらは、上の2日間のトレッキングと違い、ジープを利用せずにナヤプルという場所からトレッキングをスタートします。ジープでショートカットしない分日数が1日追加されています。
ポカラからバスでナヤプルまでバスがあるので、推奨はしませんが自力で行くこともできますよ。
おすすめのツアーも念のため載せておきます。
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4日間のトレッキング
ルート:ウレリ~ガンドルク・プーンヒル~ナヤプル

3日目までのトレッキングとは行きのルートが異なり、ウレリという場所からガンドルクという絶景の村を経由してプーンヒル〜ナヤプルと下山します。
ウレリまで自力で行けるかは不明なので、以下のツアーを利用しましょう。
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5日間のトレッキング
ルート:シヌワ~アンナプルナベースキャンプ

5日あれば、ついにアンナプルナベースキャンプ(標高4,130 メートル)まで行くことができます。
4,000m越えを気軽に体験できるので、時間があれば私も行きたいと思っていました。
高山病などの危険が伴うので、慣れていない方はツアーに必ず参加していきましょう。
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7日間のトレッキング
ルート:ナヤプル~アンナプルナベースキャンプ

6日間のルートは設定されておらず、次に紹介するのは7日間のルートです。
こちらは、ナヤプルという一番下からガンドルクを通過し、アンナプルナベースキャンプまで登るルートです。
絶景を見ながらアンナプルナベースキャンプを目指せるのでおすすめです。
こちらも高山病などの危険が伴うので、ツアーに必ず参加していきましょう。
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9日以上のトレッキング
ルート:アンナプルナサ-キット

アンナプルナサーキットは、ネパールのアンナプルナ山脈を周回する全長約160km~230kmのトレイルコースです。
日数は最低9日〜とかなり長いですが、アンナプルナ山脈を周回する経験は間違いなく貴重なものとなるでしょう。
ガイドなしでアンナプルナ山脈を周回するのはかなり危険なので、もし行かれる場合はガイドが必要です。
おすすめのツアーは下記。
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また、値段は高くなりますが、日本語ツアーが良い方は「ベルトラ」のツアーもおすすめです。
通常は英語しか話せないガイドなので、英語が苦手な方にとっては楽しさも半減してしまいますよね。
その点、日本語ガイドなら意思疎通が容易で、高山病などの緊急時にも安全です。
一生に一度するかどうかのものなので、高いお金を払っても日本語ガイドを付ける価値はありますよね。
ポカラのトレッキングルートを体験した感想
私は、日数に余裕がなかったので2日間で強引にプーンヒルまでいきましたが、もっと日数を確保しておけばと後悔しています。
せっかくネパールのポカラまで来たのだから、アンナプルナベースキャンプまでいけばよかったです。
なのでこれを読んでいる方で、日数に余裕があれば5日以上確保してアンナプルナベースキャンプまでいかれることをおすすめします。
ポカラからトレッキングする際の注意点
夏でも上着は必須
夏にトレッキングする場合、日中はかなり暑いですが夜になると急激に冷え込みます。
私は薄手の上着しか持っていなかったため、風邪をひきかけました。
なので、2日以上トレッキングする予定の方は、日本から上着を持っていくか、かさばるのがいやならポカラ市内で調達しておくとよいです。
2日以上なら登山許可証が必要
オーストラリアンキャンプまでなら必要ありませんが、それ以上行かれる方は登山許可証が必要となります。
許可証を取得するには3,500ネパール・ルピーが必要なので注意しましょう。
自力でいくのは大変
トレッキングはバスや乗合ジープを利用して自力で行くこともできますが、本数が少ないため時間を合わせるのがかなり大変です。
私自身も節約して自力で行こうとしたがために、バスに乗れずジープをチャーターする羽目になってしまいました。
事前にツアーに申し込んでおくのがよいでしょう。
日数別!ポカラのトレッキングルート:まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ネパール・ポカラからいけるトレッキングルートを日数別にご紹介しました。
私自身、ポカラで思いっきりトレッキングしたい気持ちがありましたが、ネットに情報があまりないことによって日数を確保することができずに悔しい思いをしました。
そんな思いをする人が減るように以下を参考にして計画を立ててみてください。
- 日帰り:カーレ~オーストラリアンキャンプ~ダンプス
- 2日間:バンターティ~プーンヒル
- 3日間:ナヤプル~プーンヒル
- 4日間:ウレリ~ガンドルク・プーンヒル~ナヤプル
- 5日間:シムルン~アンナプルナベースキャンプ
- 7日間:ビレタンティ~アンナプルナベースキャンプ
- 9日~:アンナプルナサ-キット
ツアーが品切れになる前にKlookで予約しておくとよいです。