イギリス・ロンドンの地下鉄やバスにお得に乗るにはどうしたらいいの?
ロンドンに行く予定だが、オイスターカードが必要と聞いた
オイスターカードにチャージするのがめんどくさい。
これらの悩みに答えます。
以前から、「ロンドンに行くなら必ずオイスターカードが必要」と言われます。
ネットの情報でもオイスターカードの利用を勧めているものが多いです。
しかし、オイスターカードにはデメリットが多く、使い勝手が悪いと感じたので、ぼくは"コンタクトレス(クレジット)カード"を勧めています。
本記事では、”オイスターカード”よりも”コンタクトレスカード”を使うべき理由・コンタクトレスカードのメリットについて解説しています。
ロンドンに行く予定の方は必見なので、最後まで読み込んでくださいね。
本記事の信頼性
- ヨーロッパ横断中、イギリスに滞在
- 2022年10月にロンドンを観光
- コンタクトレスカードでロンドンの市内交通を完璧に乗り切った
それではさっそく本題にいきます。
目次
オイスターカードとは?
まずオイスターカードについて簡単に説明します。
オイスターカードは、ロンドンの交通機関で使えるICカードのこと。
日本でいう「Suica」や「PASMO」などとほぼ同じです。
オイスターカードにはメリットが多いので、多くのブログでオススメされていました。
オイスターカードのメリット
- 現金がいらない
- 一回一回チケットを買う必要がなくなる
- 乗車料金が半額以下になる
- バスやトラムにも乗れる
特に最大のメリットは、乗車料金が半額以下になること。
地下鉄料金表
Zone | 1回券(現金など) | オイスターカード ピーク / オフピーク |
Zone 1 | £6.3 | £2.5 / £2.5 |
Zone 1 - 2 | £6.3 | £3.2 / £2.6 |
Zone 1 - 3 | £6.3 | £3.6 / £2.9 |
Zone 1 - 4 | £6.3 | £4.3 / £3.2 |
Zone 1 - 5 | £6.3 | £5.0 / £3.4 |
Zone 1 - 6 | £6.3 | £5.5 / £3.5 |
(Zoneについてはコチラのマップを参考にしてください)
地下鉄の通常料金はなんと1回6.3ポンド、日本円で1040円ほどもします。(1ポンド=165円で計算)
しかし、オイスターカードを使うと、最低2.5ポンド(約412円)で地下鉄に乗ることができます。
通常料金の半額以下!
また、バスとトラムは一律1.65ポンドで乗車可能(1時間以内の乗り継ぎは無料)。
このため、オイスターカードはロンドン観光に必須と言われています。
ですが、オイスターカードにもデメリットはあります。
オイスターカードのデメリット
デメリットは以下の4つ。
- 買える場所が限られる
- デポジットが必要
- チャージしないといけない
- 紛失したらお金は返ってこない
それぞれ解説します。
デメリット1:買える場所が限られる
オイスターカードは地下鉄の駅、町中にあるミニマーケットなどでも買うことができます。
しかし、バスやトラムの車内では買うことができません。
なのでバスやトラムを利用する場合は、オイスターカードを買ったりチャージするのが大変です。
また、僕がロンドンに行った時はストライキの影響で地下鉄駅がすべて閉まっていました。
そうなると、オイスターカードを買える場所は市内のミニマーケットなどの一部に限られます。
ミニマーケットでは、
- 手数料が上乗せされている
- 現金でしか買えない
など、利用者に不利な条件になっていました。
ロンドンではストライキがかなり頻繁に行われるので、あなたの旅行中にも地下鉄駅が使えなくなる可能性は大いにあります。
デメリット2:デポジットが必要
オイスターカードを作るには、デポジットとして5ポンド(約825円)が必要です。
しかし、基本的にロンドン最終日までオイスターカードは返却しないと思うので、返ってきた5ポンドを使い切れずに帰国してしまうことがあります。
また、オイスターカードの返却を忘れると、デポジットが返ってこないというデメリットもありますね。
デメリット3:チャージしないといけない
日本のICカードと同様に、オイスターカードもお金をチャージしてから使います。
残高不足になったら、駅の券売機などでいちいちチャージしなくてはなりません。
(オイスターカード返却時には、デポジットと一緒に使い切れなかった分も返されます)
最初にたくさんチャージをすれば、毎回チャージする手間はなくなりますが、たくさん残ってしまうと大変です。
こちらも帰国までに使い切るのが厳しいというデメリットがあります。
また、ストライキなどで地下鉄が閉鎖されていたら、簡単にチャージできなくなります。
デメリット4:紛失したらお金は返ってこない
もしオイスターカードを紛失してしまったら、チャージしていたお金は返ってきません。
たくさんのお金をチャージしていたら悲惨です。
海外ではスリも多いので、紛失のリスクが高いことがオイスターカードのデメリットの1つ。
以上、オイスターカードのデメリットをまとめると、
- 買える場所が限られる
- デポジットが必要
- チャージしないといけない
- 紛失のリスクがある
現金払いよりはオイスターカードのほうがいいですが、この後紹介するコンタクトレスカードがあればすべて解決します。
それでは、コンタクトレスカードの解説をします。
コンタクトレス(クレジット)カードとは?
コンタクトレス(カードとは、「Apple Pay」や「VISAタッチ」で決済すること。
特にぼくは「VISAタッチ決済」をおすすめしています。
なぜなら、最近はVISAのクレジットカードを発行すると「VISAタッチ決済」が自動的に付いてくるものも多いから。
日本にいてもカンタンに作れます。
コンタクトレス(クレジット)カードのメリット
メリットは以下の5つ。
- オイスターカード同様に安くなる
- オイスターカードを買わなくてよい
- チャージもデポジットも不要
- 紛失しても問題なし
- 日本で作れる
それぞれカンタンに解説します。
メリット1:オイスターカード同様に安くなる
先ほど、「現金で地下鉄に乗ると乗車料金が高い」と説明しました。
しかし、コンタクトレスカードを使えば、オイスターカードと同じ価格で地下鉄やバスに乗ることができます。
現金の半額以下なので、大きなメリットです。
メリット2:オイスターカードを買わなくてよい
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コンタクトレス決済は、すでに自分が持っているクレジットカードを使って支払います。
そのため、新たにオイスターカードを買う必要はありません。
ストライキの影響で地下鉄駅が閉まっていても問題なくバスやトラムに乗れます。
メリット3:チャージもデポジットも不要
コンタクトレス決済は、使った金額だけが後日請求されます。
そのため、チャージもデポジットも必要ありません。
オイスターカードを使う場合、返却の手間や返却後に現金が残る問題もありましたが、コンタクトレスカードなら心配いりません。
メリット4:紛失しても問題なし
コンタクトレスカードは、紛失した場合も安全です。
すぐにクレジットカード会社に連絡すれば、カードを無効にしてもらうことができます。
もし連絡が遅くなってしまっても、悪用された分は全額返金されます。
このように、コンタクトレスカードは紛失のリスクがほぼゼロ。
メリット5:日本で作れる
日本語の通じない現地でオイスターカードを作るのは不安になりませんか?
コンタクトレスカードはクレジットカードを申し込むだけなので、事前に日本で作れることがメリットの1つ。
現地で手間がかからずに済みますね。
オススメのコンタクトレスカードについては、後述します。
以上がメリットの5つでした。
一方、コンタクトレスカードのデメリットはあまり思いつきませんが、
強いて言えば「いくら払ったのかすぐには分かりにくい」ということでしょうか。
ロンドンでは、日本の改札のように使った金額が表示されません。
なので本当にコンタクトレス決済で安くなっているのか心配でしたが、全く問題ありませんでした。
下は実際にコンタクトレス決済で使ったエポスカードの明細です。
10/8
バスに一回乗車:1.65ポンド
10/9
地下鉄に一回乗車(ゾーン1→ゾーン2):2.6ポンド
10/10
バス一に回乗車:1.65ポンド+地下鉄に一回乗車(ゾーン1内):2.5ポンド
合計4.15ポンド
このように、オイスターカード同様、現金の半額以下で乗ることができました。
続いて、オススメのコンタクトレスカードを紹介します。
(もちろん、すでに「VISAタッチ決済」ができるクレジットカードを持っているなら、それでも問題ありません)
おすすめのコンタクトレス(クレジット)カード
コンタクトレス決済ができるクレジットカードは、ずばり「エポスカード」がオススメです。
ぼくもロンドンにいるときはエポスカードをずっと使っていました。
おすすめな理由は、「VISAタッチ」としてコンタクトレス決済が使えるだけでなく、海外旅行損害保険も付いてくるから。
エポスカードを持っているだけで、病気やケガ、物を無くした際に保険金が受け取れます。
保険の詳細は以下のとおり。
保険の種類 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
エポスカードさえあれば、わざわざ高い海外旅行保険に入らずに済みます。
年会費も無料なので、ロンドンに行く際には事前にエポスカードを申し込んでおきましょう。
≫エポスカードの申し込みはコチラ
(ここからの入会で2,000円ゲット!)
※店頭受け取りにすれば、旅行日が迫っていても即日発行できます。
下の記事では、エポスカードのレビューをしているので合わせて読んでみると◎。
≫エポスカードのメリットやデメリット【無料とは思えない】実際使った感想あり!
コンタクトレス(クレジット)カードでの乗車方法
地下鉄
下の画像の黄色い部分にカードをタッチして改札内に入ります。
改札に入るとき・改札から出るときの2回タッチすることが必要。
バス
前方のドアから乗車。
ドライバーの横にある読み取り機にカードをタッチ。
降りるときにタッチする必要はありません。乗車時の一回のみ。
まとめ:ロンドンに行く際はコンタクトレス(クレジット)カードを使おう
ネットの記事では、今でもオイスターカードを勧めているものが多いですが、実際は”コンタクトレスカード”が圧倒的に便利でした。
コンタクトカードのメリットは以下の5つ。
- オイスターカード同様に安くなる
- オイスターカードを買わなくてよい
- チャージもデポジットも不要
- 紛失しても問題なし
- 日本で作れる
そして、コンタクトレスカードとして個人的に1番オススメなのは「エポスカード」。
持っているだけで海外旅行中の病気やケガなどを補償してもらえるので、旅行に行くなら必須のカードです。
エポスカードを「ピッ」とするだけで、ロンドンの地下鉄やバス・トラムにもカンタンに乗車できます。
間違っても現金で乗らないようにしましょう。
エポスカードで乗る場合に比べ、倍以上の金額になってしまいます。
「まだエポスカードを持っていなかった」という方はさっそく申し込んでおきましょう。年会費は完全無料なので安心です。
旅行まで日程に余裕があっても郵送は届くまで時間のかかる場合もあるので、いますぐ申し込んでおくとよいです。
※店頭受け取りにすれば、良好日が迫っていても即日発行できますよ。