香港の地下鉄やバスに現金以外で乗るにはどうしたらいいの?
旅行で香港に行く予定だが、オクトパスカードが必要と聞いたけど...
これらの悩みに答えます。
オクトパスカードとは、香港の交通系ICカードでSuicaやICOCAと似たようなものです。
ICカードを持たずに東京観光するのはめちゃくちゃ面倒ですが、それと同じくらい香港でも大変なものとなります。
そこで以前は「香港に行くなら必ずオクトパスカードが必要」と言われていました。
ネットの情報でもオクトパスカードの利用を勧めているものが多いです。
しかし、現在ではオクトパスカードがなくても全く問題なく香港の地下鉄やバスに乗ることができちゃいます!
本記事では、”オクトパスカードを使わなくてもいい理由”・”快適に公共交通機関を利用する方法”について解説しています。
香港に行く予定の方は必見なので、最後まで読み込んでくださいね。
本記事の信頼性
- 高校生から海外旅をスタート
- 2019年、2025年に香港訪問
- 現金・オクトパスカードなしで香港を楽しんだ
それではさっそく本題にいきます。
目次
オクトパスカードとは?
まずオクトパスカードについて簡単に説明します。
オクトパスカードは、香港の交通機関で使えるICカードのこと。
日本でいう「Suica」や「ICOCA」などとほぼ同じです。
まずはオクトパスカードのメリット・デメリットについても解説していきます。
「オクトパスカードの詳細はもういいから、オクトパスカードを使わずに公共交通機関を利用したい」という方は下からスキップできます。
≫オクトパスカードなしで公共交通機関を利用する方法までスキップ
オクトパスカードのメリット
- 現金がいらない
- 一回一回チケットを買う必要がなくなる
- バスやトラムにも乗れる
- 街中のお店でも利用できる
現金でバスに乗る場合、おつりがもらえなかったり、地下鉄のチケット販売機では高額紙幣が使えなかったりと現金で支払うよりはオクトパスカードのほうが断然楽です。
ただ、次章で解説するようなデメリットもあります。
オクトパスカードのデメリット
デメリットは以下の4つ。
- 買える場所が限られる
- デポジットが必要
- チャージしないといけない
- 紛失したらお金は返ってこない
それぞれ解説します。
デメリット1:買える場所が限られる
オクトパスカードは地下鉄の駅や空港で買うことができます。
しかし、バスやトラムの車内では買うことができません。
なのでバスやトラムを利用する場合は、オクトパスカードを買ったりチャージするのが大変です。
→スマホのウォレットアプリに直接追加できるようになったので、このデメリットはなくなりました。
デメリット2:デポジットが必要
オクトパスカードを作るには、デポジットとして50香港ドル(約1,000円)+最低入金額100香港ドルが必要です。
しかし、基本的に香港最終日までオクトパスカードは返却しないと思うので、返ってきた50香港ドルを使い切れずに帰国してしまうことがあります。
また、オクトパスカードの返却を忘れると、デポジットが返ってこないというデメリットもありますね。
デメリット3:チャージしないといけない
日本のICカードと同様に、オクトパスカードもお金をチャージしてから使います。
残高不足になったら、駅の券売機などでいちいちチャージしなくてはなりません。
(オクトパスカード返却時には、デポジットと一緒に使い切れなかった分も返されます)
最初にたくさんチャージをすれば、毎回チャージする手間はなくなりますが、たくさん残ってしまうと大変です。
こちらも帰国までに使い切るのが厳しいというデメリットがあります。
また、基本的には現金でしかチャージできないので不便ですよね。
デメリット4:紛失したらお金は返ってこない
もしオクトパスカードを紛失してしまったら、チャージしていたお金は返ってきません。
たくさんのお金をチャージしていたら悲惨です。
海外ではスリも多いので、紛失のリスクが高いことがオクトパスカードのデメリットの1つ。
以上、オクトパスカードのデメリットをまとめると、
- 買える場所が限られる
- デポジットが必要
- チャージしないといけない
- 紛失のリスクがある
現金払いよりはオクトパスカードのほうがもちろんいいですが、この後紹介する方法を使えばすべて解決します。
オクトパスカードなしで香港の公共交通機関に乗る方法【おすすめ】
結論からいうと、コンタクトレスカード決済を使えばオクトパスカードが不要になります。
コンタクトレスカード決済とは、「Apple Pay」や「VISAタッチ」で決済すること。
特にぼくは「VISAタッチ決済」をおすすめしています。
なぜなら、最近はVISAのクレジットカードを発行すると「VISAタッチ決済」が自動的に付いてくるものも多いから。
日本にいてもカンタンに作れます。
オクトパスカードは不要!コンタクトレス(クレジット)カードのメリット
メリットは以下の4つ。
- コンタクトカードで地下鉄・バスに乗車可能
- チャージもデポジットも不要
- 紛失しても問題なし
- 日本で作れる
それぞれカンタンに解説します。
メリット1:コンタクトカードで地下鉄・バスに乗車可能
香港の公共交通機関では、オクトパスカードがなくてもコンタクトレスカード決済でほとんど乗車することができてしまいます。
そのため、新たにオクトパスカードを買う必要はありません。
(デポジットも最低入金額も不要)
英語を使ってオクトパスカードを自力で購入する手間をかけることなく、地下鉄やバス・トラムに乗れますね。
メリット2:チャージもデポジットも不要
コンタクトレスカード決済は、使った金額だけが後日請求されます。
そのため、チャージもデポジットも必要ありません。
オクトパスカードを使う場合、返却の手間や返却後に現金が残る問題もありましたが、コンタクトレスカードなら心配いりません。
メリット3:紛失しても問題なし
コンタクトレスカードは、紛失した場合も安全です。
すぐにクレジットカード会社に連絡すれば、カードを無効にしてもらうことができます。
もし連絡が遅くなってしまっても、悪用された分は全額返金されます。
このように、オクトパスカードと違ってコンタクトレスカードは紛失のリスクがほぼゼロです。
メリット4:日本で作れる
日本語の通じない現地でオクトパスカードを作るのは不安になりませんか?
コンタクトレスカードはクレジットカードを申し込むだけなので、事前に日本で作れることがメリットの1つ。
現地で手間がかからずに済みますね。
オススメのコンタクトレスカードについては、後述します。
以上がメリットの4つでした。
一方、コンタクトレスカードのデメリットはあまり思いつきませんが、
強いて言えば「いくら払ったのかすぐには分かりにくい」ということでしょうか。
香港では、日本の改札のように使った金額が表示されません。
ただ、後日クレジットカードに明細が届きます。香港の公共交通機関でぼったくられることもないので安心して大丈夫です。
続いて、オススメのコンタクトレスカードを紹介します。
(もちろん、すでに「VISAタッチ決済」ができるクレジットカードを持っているなら、それでも問題ありません)
オクトパスカードは不要!おすすめのコンタクトレス(クレジット)カード
コンタクトレス決済ができるクレジットカードは、ずばり「エポスカード」がオススメです。
ぼくも香港にいるときはエポスカードにお世話になっていました。
おすすめな理由は、「VISAタッチ」としてコンタクトレス決済が使えるだけでなく、海外旅行損害保険も付いてくるから。
エポスカードでは事前に旅行料金を支払うだけで、病気やケガ、物を無くした際に保険金が受け取れます。
(旅行に関わる費用をエポスカードで支払う(交通系ICカードへのチャージ&空港までの利用でもOK)だけで海外旅行保険が無料適応されます。)
保険の詳細は以下のとおり。
保険の種類 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 270万円(1疾病の限度額) |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 100万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
エポスカードさえあれば、わざわざ高い海外旅行保険に入らずに済みます。
年会費も無料なので、香港に行く際には事前にエポスカードを申し込んでおきましょう。
香港のコンタクトレス決済はこれ!
ここからの入会で2,000円ゲット
※店頭受け取りにすれば、旅行日が迫っていても即日発行できます。
下の記事では、エポスカードのレビューをしているので合わせて読んでみると◎。
≫エポスカードのメリットやデメリット【無料とは思えない】実際使った感想あり!
オクトパスカードは不要!コンタクトレス(クレジット)カード決済での乗車方法
地下鉄
下の画像の赤で囲った部分にクレジットカードをタッチして改札内に入ります。
改札に入るとき・改札から出るときの2回タッチすることが必要。
バス
前方のドアから乗車します。
ドライバーの横にある読み取り機にクレジットカードをタッチ。
降りるときにタッチする必要はありません。乗車時の一回のみです。
まとめ:香港でオクトパスカードはもう不要!コンタクトレス(クレジット)カードを使おう!
ネットの記事では、今でもオクトパスカードを勧めているものが多いですが、実際は”コンタクトレスカード決済”が圧倒的に便利でした。
コンタクトカード決済のメリットは以下の5つ。
- オクトパスカードを買わなくてよい
- チャージもデポジットも不要
- 紛失しても問題なし
- 日本で作れる
そして、コンタクトレスカードとして個人的に1番オススメなのは「エポスカード」。
旅行に関わる費用を決済するだけで海外旅行中の病気やケガなどを補償してもらえるので、旅行に行くなら必須のカードです。
エポスカードを「ピッ」とするだけで、香港の地下鉄やバス・トラムにもカンタンに乗車できます。
「まだエポスカードを持っていなかった」という方はさっそく申し込んでおくといいでしょう。年会費は完全無料なので安心です。
香港のコンタクトレス決済はこれ!
ここからの入会で2,000円ゲット
旅行まで日程に余裕があっても郵送は届くまで時間のかかる場合もあるので、いますぐ申し込んでおくとよいです。
※店頭受け取りにすれば、良好日が迫っていても即日発行できますよ。